牛丼大盛りを食べる女性
この前、おじさんの巣窟「吉野家」でご飯を食べていたら、若い女性が一人で牛丼の大盛りをおいしそうにバクバク食べて、お弁当まで買って帰っていきました。
どんだけ食うんだ!?と思いましたが、
とても清々しく、美しい光景だと感じました。
~~~~~^^~~~~~^^~~~~~~~~~~~^^~~~~~~
「やってはいけないと思っていること」や「やらなければいけないと思っていること」って意外と多いんじゃないでしょうか。
周りが誰もやっていないことをやってしまった時や、周りが出来ているのに自分だけ出来ない時には、罪悪感や強迫観念にかられることがあると思います。
たとえば、
◯飲み会なんか行きたくないんだけど、みんな行くから断れない。
◯電車の乗り換えの時は急いでなくても周りにつられて走ってしまう。
◯休み時間やお昼に一人でいることが苦痛に感じる。
◯電車の中ではほとんどスマホを見ている。SNSを見てしまうクセがついてしまい、一日一回は見ないと落ち着かない。
◯お腹が空いていなくてもお昼や夜ごはんは時間になったら食べないといけないと思ってしまう。
◯本当は全身ピンクの服を着たいんだけど笑われそうで着れない。
◯退職や離婚は悪いことだと思ってしまう。
◯本当は帰りたいんだけどママ友の井戸端会議は最後までいてしまう。
「正しい生き方」というマニュアルがあり、本当に自分がやりたいことよりマニュアルの方が優先されているような気がします。
お腹が空いていなかったら別に無理して食べることはないです。人間1日1食でも十分生きていけます。
ピンクでも金色でも好きな洋服着ればいいんです。
電車の中でスマホを見ないでボーッと外の景色見ててもいいじゃないですか
いつもの電車でいつもと同じ道で会社にいかなくてもいいんです。たまには少し早く起きて、違う道で通勤してみるのもいいんじゃないでしょうか。
なんなら、そのまま会社の駅を通り過ぎて、山とか海とか行っちゃってもいいんです!(あとで怒られると思うけど)
大丈夫、あなたがいなくても会社は回るし、地球も回ります。
総理大臣が急死しても、日本は潰れません。代わりは腐るほどいます。すぐに元の日常に戻ります。
なんてことばかり書いてたら怒られそうですが、実際はそんな簡単にはいかないですよね。
生活とかもあるし。
でも、考え方を少しだけ変えるだけで呼吸が楽になり生きやすくなります。
日本は閉塞的と言われますが、それは環境の問題ではなくて人の心の問題で、みんながそうしているんじゃないでしょうか。
同調圧力や固定概念でガチガチに凝り固まった頭をやわらかくして、少しだけ楽観的に生きてもいいような気がします。
僕は昔から「脳天気 (別名:なにも考えていないバカ) ね。」と言われます。
時に楽観主義を貫きすぎて、まわりから怒られることも少なくありませんが、実は秘密があるんです。
海のある町で生まれ育ったせいか、いつも心の中には海があります。
いつもは穏やかな海ですが、何か嫌な事や精神的に追い込まれるような出来事があると、海がザバーンと波を立て「そんなの、どうでもいいじゃ~ん!!死ぬわけでもあるまいし。バ~カ!!」と言ってくれます。(バカは余分ですが。)
本当にどうでも良くなります。
自然の大きさに比べれば人間なんてゴマみたいなものです。
男も女も大統領も浮浪者も社長も新入社員もキムタクもオタクも、いじめっ子もいじめられっ子もみんな同じゴマなんです。
多少の大小はあれ、ゴマがゴマ同士でゴマゴマやってるだけで、所詮ただのゴマなのでゴマにマゴマゴ言われたくらいで思い悩む必要も自殺することもないんです。
ゴマゴマよくわからなくなってきましたが・・
どんなんでも、生きてりゃいいと思います。
疲れたら休めばいいし、追い込まれたら逃げればいい。
一回しかない短いゴマの人生、楽しく生きるか、つらいまま生きるかは自分次第です。
~~~~~^^~~~~~^^~~~~~~~~~~~^^~~~~~~
「波乗りレストラン」第9話
多分、僕にとっての「海」は逃げ場なんでしょう。
弱い人間には逃げ場が必要なんです。
場所じゃなくても、親でも友達でも、音楽でもゲームでもスポーツでもAKBでも、何でも良いと思います。
逃げ場があれば、周りに左右されないゆるぎない軸を持つことができます。
●●○○ ● ●○○●● ○●●○ ●●○○○
日本の若年層の自殺は世界でトップクラスで、15歳から39歳の死因の第1位が自殺。事故死よりも自殺が多い国は、主要7カ国の先進国では日本のみだという。
学生と大人で自殺の原因は異なり、学生の自殺の引き金となるのは、
1位 いじめ
2位 ネットいじめ
3位 ヒキコモリ(他者からの孤立)
4位 経済的な問題
5位 受験での失敗
6位 就活の失敗
大人の自殺の引き金になるのは、
1位 病気などの健康問題(精神疾患が最多)
2位 貧困や事業不振、倒産、リストラなどによる経済状況の悪化
3位 家庭問題
4位 職場の人間関係